タカエスオートと坂口自動車

阪口自動車さんとは、弊社創業以来からのお付き合いでもうすぐ”30年”になります。お客様からお預かりしたお車の ”車検” ”修理” ”メンテナンス” をどうしていくのがベストに近づけるのかを二人三脚で考えて参りました。そして、2015年に弊社ダイハツ店を改装し、「認証工場」として阪口自動車さんを迎え入れました。”自社工場”としてではなく、別会社同士でお客様の愛車と向き合うことで、馴れ合いやマンネリが生じにくく、最善を尽くせるのだと考えたからです。今では、ちょっとした車の不具合や不調にも心強くなったのも事実です。定期的なエンジンオイルの交換や、タイヤのローテーション。ワイパーゴム１本の交換作業だけでもお気軽に足を運んでもらえる数が多くなり、お客様との交流も増え大変うれしく感じております。今後ももっと「気軽に相談できるクルマ屋」になれる様、精進して参ります。

整備一筋 30年！

二十歳の頃から、自動車整備一筋でやって参りまして、気が付くともう３０年以上です。まもなく創業６５年を迎えるその背景には、先代から受け継がれた大切な歴史がありました。戦後間もない昭和２５年頃、祖父にあたる先代が大阪市中央区に『阪口自動車』を創立させました。その頃の日本は、敗戦の混乱と不安定な暮らしの中、人々は必死に働き、必死に今を生き、そしてたくましく、輝いていました。開業後は、父親も祖父の後を継ぎ、７～８人と従業員も増やし、毎日汗水垂らしながら必死に働いたと後になって母親から聞きました。しかし、私が小学生の頃に父親を病気で亡くしました。幼ながら、祖父と父親の働く背中を見て育った私は、同じ整備士の道に進みました。そして今まで、様々なお客様、同業者様とお付き合いさせていただく中で、タカエスオートさんとももう２０年以上のお付き合いになります。そして、２０１６年３月良いご縁もあって阪口自動車の地をタカエスオートさんに移すことになりました。これからが本当の二人三脚かもしれませんね。時代が変わり、ハイブリッドや低燃費車が主流になっていく中、自動車整備の方法も変わってきています。新しい技術も日々 勉強していきつつ、今まで身につけた基本知識とノウハウで、今までに増してお客様にご満足していただき、安心したカーライフをお送りいただけるよう、努めて参ります。いくら車の形や性能が変われど、いつの時代も≪愛車≫へのユーザー様の気持ちは変わらないとそう思っております。